2021年度 男子主将引退挨拶 #11 武田壮広
2021年のチームキャプテンをさせて頂きました4年の武田壮広と申します。OBやコーチの皆様にはいつも大変お世話になっております。
この四年間は自分にとって、とても熱く、濃く、そして長いようでとても短かった4年間でした。私の話になりますが、一年生の時ラクロスの体験会で初めてクロスを触った時、衝撃が走りました。今まで10年間やってきた野球よりもとても魅力的で一瞬で虜になりました。
そこから私はラクロスを始めるにあたり密かに個人的な目標を立てました。ひとつは個人賞をとる、もう一つは中四国選抜に選ばれるという目標です。その目標に向け確かなる努力をし続けてきました。
ラクロスは誰もが初めてするスポーツであるため、日々成長を感じることができ当時の私にはとても刺激的なものでした。のめり込むように毎日練習してきました。そして迎えた初めてのリーグ戦、ここで他大学の強さ、修道の現状の力というものを知り、新たなチーム目標として、必ずfinalに進出してやるという目標を立てました。残念ながら惜しくも私が1、2、3年次のリーグ戦ではそれは叶いませんでした。叶うどころか、1勝もできず最後のリーグ戦を迎えました。私たちの代は本当の勝利という味を全く知ることなくリーグ戦に臨みました。これまで4年間積み重ねてきた努力を実らせ、有終の美を飾るためにも、四年生のみんな、後輩、マネージャー、指導者の方々、OBの方々のためにも、なんとか勝利の報告を笑顔でしたいと思い、特別な感情で臨んだリーグ戦は2勝2敗。ファイナルはコロナの影響のため実施されず。という結果でしたが、私たち四年生は胸を張って引退できました。これまでできなかった勝利を手にし、仲間と最後の最後に流した涙は何物にも変えられないとても貴重な宝物となり、最高の思い出となったからです。私たちの努力は無駄ではありませんでした。リーグ戦に出場もできるかどうか危ぶまれる部員数で2勝を収めたことは、私たちにとって大満足の結果でした。
引退後、私はチームのためにキャプテンとしてみんなに何か恩返しができたのか、思い返すとなにもできていなかった、それどころか迷惑ばかりかけていたキャプテンだったように思います。こんなにいい思いをさせてくれた全ての人に感謝します。ありがとうございました。
後輩のみんなへ、引退時にも言いましたが、必ず私たちの結果を超えて、さらなる高みを目指し、全員で一勝をとりにいってください。そして、仲間とともに流した汗、練習の時間、プライベートの時間はこの大学生活のかけがえのない思い出へと変わります。この1瞬1秒を大切に。頑張ってください。
ps.文武両道。勉強も大切に。
2021主将 武田 壮広
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