PHILOSOPHY & HISTORY
"Cultivating the Way"
「道を修める」
これは中国の古典『中庸』の「道を修める これを教えという」に由来する、建学の精神です。
2020年に広島修道大学は創設60周年を記念し、大学統一スポーツロゴが新しくつくられました。
翌年には、そのロゴをあしらった大学統一ユニフォームが誕生し、ラクロス部も新しいユニフォームとなりました。
その中で私たちは「常に進化(新しく)すべきもの」と同時に、「常にあるべきもの」とは何かについて考えました。
30年以上の歴史あるラクロス部に
「常にあるべきもの」とは何か
これまで広島修道大学ラクロス部からたくさんのOG/OBが誕生し、社会で活躍されておられます。
その先輩方が切り拓いてこられた「道」を大切にし「修める」ことが、
4年間での部員の成長とチームの進化に繋がるとの考えに至りました。
"Cultivating the Way"
1.日本語に翻訳すると、修道学園建学の精神である「道を修める」という意味であること。
2.「Cultivate」は「拓く、培う、養う、磨く、洗練する、修める」といった意味を持つ。
4年間という限られた時間の中で、ラクロスという「道」を主体的に切り拓き成長する、
広島修道大学ラクロス部員の表現に相応しいこと。
3.「Cultivate」は「Culture」と同じ語源を持ち、「土を耕す」という意味もある。
土や芝のグランドで、クロスというスティック状の道具を持ち駆け回る選手たちに相応しい表現であるということ。
4.ラクロスは北米発祥のスポーツなので英語表記が適しており、表現が端的であること。
5.卒業生にとっても「道を修める」という建学理念は、とても馴染み深いものであること。
以上を踏まえ、"Cultivating the Way"を理念(常にあるべきもの)として策定するに至りました。
2022年よりチーム理念として掲げて参ります。
今後も、より一層のご声援をよろしくお願いいたします!!
HISTORY
1994年、広島修道大学ラクロス部は産声を上げた。
広島県内の大学としては最も早く、当時の1年生がサークルとして立ち上げた。男子はたった3人でのスタートだった。
翌1995年は勧誘に失敗し、2年間3人での活動が続いた。
1996年、男子は1年生11人が入部し、ようやくメンバーがそろった。しかし、ロングクロスもゴーリークロスもない、ルールも分からない…。他大学に教えを請いながら、少しずつ技術と知識を増やしていった。
当初は、人数が少なく道具もそろっていないため、男女一緒に練習していた。そして、この年、男子は初めてのリーグ戦参加。広大有志との合同チームは5敗1分けで、もちろん最下位だった。
女子は前年の1995年に初参戦。1996年には2部準優勝を飾った。
ラクロスの周知、PRにも力を注いだ。テレビ局や新聞社(※下記参照)に競技の魅力を売り込んだり、イベントを開催してラジオ出演したりした。創部年から毎年企画した「ラクロスフェスティバル」は、シュート大会やデモ試合を通じた「普及」から、他大学と混成チームで戦う「中四国の底上げ」へと競技性の強いイベントに変容していった。
1997年、男子は後に中四国ファイナルまで出場した1年生が入部し、初めて単独チームとして出場。川崎医療福祉大と対戦し、リーグ初勝利を収めた。さらに順位決定戦では山口大に勝利し、2勝目を挙げた。以降、毎年勝ち星を重ね、順位を上げた。
その後、ラクロス部は幾多の困難を乗り越え、現在卒業生は500人に上り、創部30年目を迎える。
私たちは連綿と部をつなぎ、盛り上げてきた。
ラクロスを通じ、一人でも多くの仲間と出会い、熱い学生時代を過ごしたい。
時代が遷り変ろうとも、部員たちの気持ちは変わることは無い。
チーム一丸となり、そして、悲願の中四国制覇へ一
戦績
【男子戦績】※第11回~第16回の戦績は日本ラクロス協会のホームページ更新後アップさせていただきます。
第4回(1996) 0勝5敗1分け ※リーグ初参加。広島大との合同チーム
第5回(1997) 2勝2敗0分け(5位)※2リーグ制
第6回(1998) 3勝2敗1分け(4位)
第7回(1999) 4勝2敗1分け(4位)
第9回(2001) 4勝3敗0分け(4位)
第10回(2002)2勝4敗0分け(5位)
第17回(2009)2勝4敗0分け(5位)
第18回(2010)2勝5敗0分け(6位)
第19回(2011)2勝4敗0分け(5位)
第20回(2012)1勝5敗0分け(6位)
第21回(2013)3勝3敗0分け(4位)
第22回(2014)0勝4敗1分け(6位)
第23回(2015)1勝3敗1分け(6位)
第24回(2016)3勝2敗0分け(3位)
第25回(2017)0勝4敗1分け(6位)
第26回(2018)0勝4敗1分け(6位)
第27回(2019)0勝5敗0分け(6位)
特別大会(2020)0勝1敗1分け(2位)※コロナによる特別大会。島根大、川崎医療福祉大との合同チーム
第28回(2021)2勝2敗0分け(3位)
第29回(2022)人数不足により、リーグ戦不参加
第30回(2023)0勝3敗0分け(2部4位)
第31回(2024)1勝3敗0分け(2部3位)
【女子戦績】※第9回~第16回の戦績は日本ラクロス協会のホームページ更新後アップさせていただきます。
第4回(1996) 2部準優勝。入れ替え戦で敗退(当時のスポーツ紙によると)
第5回(1997) 5勝1敗0分け(2部優勝)※1部5位の聖カタリナ大に入れ替え戦で4-3と勝利し、1部昇格
第6回(1998) 2勝3敗0分け(1部4位)
第7回(1999) 1勝4敗0分け(1部5位)
第8回(2000) 3勝0敗0分け(2部1位)
第10回(2002)1勝3敗0分け(1部4位)
第17回(2009)4勝1敗1分け(Bブロック3位)
第18回(2010)2勝1敗1分け(Aブロック3位)
第19回(2011)2勝2敗0分け(Aブロック3位)
第20回(2012)2勝0敗0分け(Bブロック1位、中国地区総合2位)
第21回(2013)1勝2敗0分け(Bブロック3位)
第22回(2014)2勝1敗0分け(Aブロック2位、中四国地区総合3位)
第23回(2015)2勝1敗0分け(Bブロック2位、中四国地区総合3位)
第24回(2016)2勝0敗1分け(Bブロック2位、中四国地区総合3位)
第26回(2018)0勝3敗0分け(Bブロック4位)
第27回(2019)2勝1敗0分け(Bブロック2位)
特別大会(2020)1勝1敗0分け(2位)※コロナによる特別大会。島根大、広島女学院との合同チーム
第28回(2021)2勝1敗0分け(Bブロック2位)
第29回(2022)2勝3敗0分け(中国ブロック4位)
第30回(2023)1勝3敗0分け(1部4位)
第31回(2024)0勝4敗0分け(1部5位)